相続登記・名義変更でお悩みの方

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相続登記をしたいけれど、何かしらの問題があって進められない方へ

「相続登記をしなきゃと思ってるんですが、いろいろ事情があって、なかなか進められないんです…」

そうおっしゃる方、実はとても多いです。
相続登記は、不動産の名義をきちんと変えるための大切な手続きですが、そこにたどり着くまでにいくつもの“壁”があるのが現実です。

ここでは、よくある「登記を進められない理由」と、それに対する弁護士としての対応策をご紹介します。

ケース①:そもそも遺産分割がまとまっていない

A:遺産分割が終わっていなければ、登記には進めません。まずは協議の整理が必要です。

こうした場合、まずは協議を進めることから始める必要がありますが、
・相手が話し合いに応じてくれない
・感情的な対立がある
といった理由で止まっていることも多いです。

揉めていないという場合でも、相続人が多く、押印を集めるのが大変という場合もあります。

そのときは、弁護士が窓口となって相手方と連絡を取り、第三者として円満・穏便に進めていくことも可能です。万が一、他の相続人が反対してきて合意に至らない場合は、家庭裁判所での遺産分割調停へ進み、法的な解決を図ることもできます。

ケース②:相続人の一部と連絡が取れていない

「兄とはもう何年も連絡がつかなくて、どこにいるかも分からないんです。」

A:音信不通の相続人がいても、手続きを進める法的な手段があります。まずは所在調査からスタートしましょう。

弁護士が入れば、職務上請求を使って戸籍や住民票をたどり、所在を調査することができます。
それでも見つからない場合は、不在者財産管理人の申立てを行い、代理人を立てて協議を進める方法があります。

「誰かがいないから、もうできない」と思わず、一度状況を整理するところから始めましょう。

ケース③:名義変更の方法や書類がよく分からない

「何をどう集めればいいか分からなくて、結局手をつけられていません…」

A:必要書類は多くありますが、整理と準備はすべて専門家に任せることもできます。

私たちは、書類の収集から作成、登記申請までを一括でサポートする体制を整えています。
不動産の相続は、一度きりの経験になる方が多く、「初めて」で不安があるのは当然のこと。
どこで止まっているのか、どこから手をつければいいのか、私たちが一緒に整理していきます。

ケース④:他の相続人が勝手に登記を進めようとしている…

「まだみんなで話し合ってもいないのに、兄が“俺の名前にしといたから”と勝手に登記してしまっていて…。」

A:原則として、遺言がない場合、遺産分割協議書ができていない状態では、協議内容に基づいた相続登記はできません。

相続人が複数いる場合、不動産の名義を誰に移すかは、全員で話し合い、遺産分割協議をしたうえで登記する必要があります

まだ協議がまとまっていないにもかかわらず、一部の相続人が勝手に登記手続きを進めている場合、登記手続きに問題があるはずです
場合によっては、法的に無効な登記(いわゆる「不実の登記」)となっている可能性もあるため、一度、登記簿の内容を確認することをおすすめします。

こうした状況では、早めに専門家に相談することが、トラブルの拡大を防ぐ鍵となります。
ご自身で悩まず、まずは一度ご相談ください。

「登記をしたいけど、できない」と感じたときは

相続登記ができない理由は人それぞれ違いますが、共通して言えるのは、
「止まっている理由」を整理すれば、前に進む方法は必ずあるということです。

もし、「何から始めればいいか分からない」「話がまとまらない」「書類の意味が分からない」
そういったお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

初回相談は無料です。
一緒に状況を整理して、必要な一歩を見つけていきましょう。

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