依頼者
青梅市在住71歳 女性
推定相続人
夫・子1人
財産
土地1筆 建物1棟 マンション9室 金融機関2行 貴金属(金)
依頼前の状況
依頼者本人とご長男様からの相談。
依頼者の有する全ての財産を依頼者の長男に渡す内容で作成を希望。 夫には子が3名いるが依頼者とは養子縁組しておらず他人であり、 依頼者と夫との間の子は依頼者の長男のみ。 依頼者から遺言書を作成することを夫に知られずに手続を進めたいとの希望。 遺産総額は約8億
依頼内容
公正証書遺言作成及び証人2名(弊所にて用意)立会で受任
対応内容及び結果
依頼者の長男とのライングループを作成しラインにて書類のやり取りを行い、 郵送で書類などを送る際は依頼者の長男が直接受け取れるよう十分に配慮した。
財産である不動産の評価額がわかる納税通知書など書類関係は夫が管理しており持ち出しすると不審に思い、使用目的など詳細を問われる可能性がある為、 不動産の所在地が記載されたメモを基に依頼者の所有不動産の所在地の市町村町へ公正証書作成手数料算定に必要な名寄帳を請求取得して対応した。
不明点などは都度、依頼者の長男へラインで確認し対応。金融機関及び貴金属の情報は依頼者の長男へラインで都度確認し、公証役場へ提供する資料等はラインにて送ってもらい対応する。
弊所で遺言書原案を作成後、依頼者長男へラインにて送付し、依頼者へも確認するように依頼。 依頼者の確認が取れたとの連絡が依頼者長男からラインにてご報告いただく。 依頼者の自宅から近い公証人役場へ作成依頼するも、依頼から作成まで2か月を要してしまい公証役場の業務過多の為、依頼者様とご長男様をお待たせする結果となってしまったが、 都度現況報告し、了承いただくことが出来た。
公正証書作成当日は、弊所から証人2名、依頼者は依頼者長男と2名で 公証人役場にて現地集合し、公証人から依頼者へ氏名、生年月日、住所、誰にどの遺産を渡すかなどの質問がなされた。
依頼者は遺言書の内容をしっかりと理解しており、問題なく返答したうえで、 依頼者本人自筆にて署名押印し、弊所証人2名も自筆押印し依頼人の希望に沿った手続が完了した。