相続を承認すると、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産、つまり亡くなった方の借金も引き継ぐことになります。また、売却の見込みがなく活用の方法もない土地など、相続しても負担にしかならない財産もあるかもしれません。このようなケースでは「相続放棄」という選択肢が考えられますが、初心者にとっては手続きが複雑で、少額とはいえ一定の費用も発生します。
では、相続放棄を弁護士や司法書士に依頼する場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか？専門家に依頼することで確実に手続きを進められるメリットはありますが、費用が高額だと躊躇してしまうかもしれません。また、専門家に依頼したいが、すぐに費用を用意できないというケースもあります。
ここでは、相続放棄に必要な費用について詳しく解説し、弁護士などに依頼するか、自分で手続きするかの判断材料にしてください。
目次
弁護士の費用相場はいくら？
弁護士の相続放棄サービスの相場は、5万円から10万円程度が相場です。
- 相談料：無料または1万円程度
- 申述書作成代行費用：5,000円～1万円
- 代理手数料：5万～10万円
相続放棄は専門的な判断や手続きが必要になるため、費用面だけでなく、手続きの確実性も考慮して選択することが大切です。
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