クライアント情報
世田谷区在住・43歳男性
問題となっていた事柄
依頼者には兄姉が5人おり、母の生前、長男が中心となって介護をしていました。母の逝去後、長男から「分割する財産はない」と告げられました。しかし、母がある程度の財産を持っていた可能性が高いと感じた依頼者は、本当に財産がないのかを確かめるため、相続問題に特化した弁護士を探し、当事務所へ相談されました。
争点
- 被相続人(母)に本当に財産がなかったのか
- 長男が財産を管理しており、他の兄弟に情報を開示していない可能性があるか
弁護士が介入した結果
弁護士は 不動産調査、金融機関調査、生命保険調査 を実施しました。その結果、以下の財産が判明しました。
- 金融機関からの調査で、870万円の預金と6万円の出資金 が確認された
- 生命保険協会からの回答で、生命保険に加入していたこと が判明
これにより、「財産はない」という長男の説明とは異なり、分割の対象となる財産が存在していることが明らかになりました。依頼者は、財産分割に向けた正式な協議を進めることができるようになり、納得のいく形で相続手続きを行うことが可能になりました。
「調査しなければ財産があることすら知らずに終わるところだった」と、依頼者は弁護士のサポートに大変満足されていました。
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