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依頼者は幼少期から母とは離れて暮らしており、母の死について知らないまま9年が経過していた。ある日、異父兄弟宛に役所から税金に関する書類が届き、その連絡を受けたことで初めて母が9年前に亡くなっていたことを知った。母の財産に関する責任を負いたくないと考え、相続放棄を希望したが、法律上、通常の相続放棄の期限(3か月以内)が過ぎているため、放棄が可能なのか疑問を抱いていた。
弁護士は、依頼者が母の死亡を知らなかったという状況を考慮し、裁判所に対し上申書を提出。相続放棄申述申立てを行い、依頼者が母の死を認識したのが最近であることを主張した。結果として、裁判所は依頼者の主張を認め、母の死後9年が経過していたにもかかわらず、相続放棄が正式に受理された。
この結果により、依頼者は不要な財産負担を回避し、安心して今後の生活を送ることができるようになった。
弁護士|注力分野:相続
現在は立川の支店長弁護士として相続分野に注力して奮闘しております。今後も相談者の心に寄り添い、活動していく所存です。どのような法律問題でも、お気軽にご相談ください。